不登校

不登校 脱却までの道のり13

前回の更新から2か月近く経ってしまいました。

もうすぐクリスマスですね。

絶好調だった我が家の長男。

にゃんこ効果は日常となり、
彼の調子も、
ブーストがかかっていた状態から”日常”に戻りました。

つまり・・
不調な日もあるってこと。

好調・不調の波はやっぱりあるんですよね。

で、不調になると
起きてこなくなる。

顔つきがどんよりする。

それでも浮き上がってくるのが早くなった気がします。

この時期、
新聞の折り込み広告には、学習塾のものがたくさん入ります。

しげしげとその広告を眺めてから、

「塾ってぜいたく品なんやなぁ」

と呟いてました(笑)

その話の流れから、
周りの友だちはほとんど塾に通っていたこと、

そしてその友だちの話から、
不登校になる前に、
1人の友だちとの関係が悪化していたことを教えてくれました。

それはどっちが悪いとかじゃなくて、
中学生という年代の難しさというか、
思春期ならではのすれ違いというか・・

とにかく自分崩しと自分作りの思春期の複雑な心境と、
同調圧力に苦しんでいた当時のことを教えてくれた瞬間でした。

不登校新聞の石井さんの記事にも書いてあったのですが、
一昔前の体罰の代わりに、指導の要になったものが、

クラスの中での
「みんなが○○なのに、なぜあなたは○○ではないのか?」

こんな同調圧力が横行し、
そこに従えない子どもたちが、
自分を押し殺した結果、学校に行きづらくなる、という現象が起きているそうです。

まさにこれだなぁと思いました。

多様な自我を認め合えない環境に陥りやすいのかなぁ。

体罰がいいとは思いませんが、
仲間であるはずのクラスメイトと
敵対する場面が増えるのが同調圧力。

学校内の空気に反する言動には、
自分が属する唯一の社会に居づらくなるという危機感があって
大人が想像するよりずっと辛いことなんでしょうね。

大人は学校だけが社会のすべてじゃないと知ってます。

でも子どもたちにとっては
学校が社会そのもの。

だから学校に行けなくなっただけで
こんなにも傷ついて、動けなくなる。

その当時のことを
1年とちょっと、
という時間をかけて、
ようやく吐き出すことができたんだなぁ。

具体的な友だちの名前が出たのは初めてでした。

でもこれで
心に別のものが入る隙間ができた!

吐き出さないと、入らないもんね!

もうすぐクリスマス。

昨年は夕食もクリスマスケーキも一人ぼっちで夜中に食べていた長男。

今年はきっと一緒に食べられるはず。

にゃんこも一緒にね!


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