ティートゥリーのルームスプレーを作ってみよう
・お風呂のカビ対策に!
・お部屋のバイ菌対対策に!
~これ1本でお家まるごとバイ菌対策~
ティートゥリースプレーの作り方
用意するもの
- ~100ml入るスプレー容器【出来上がり量 50ml】
(ガラス瓶タイプか、精油対応のものがベスト) - 無水エタノール
- 精製水
(ペットボトルの水、水道水でも代用可) - ティートゥリーなどの精油
*無水エタノールや精製水は薬局で手に入ります。
天然の精油を使ったスプレーは、化学成分が入っておらず、安心して使うことができます。
しかも香りがよく、実はコスパも良いんです♪
精油は種類にもよりますが、ここでご紹介するのはだいたい10ml入りで、2000~3000円程度です。
10mlというと、50mlスプレーが20本できる計算になります。
*1滴は約0.05ml
精油は使用期限内なら開封後1年は使えますし、お友達と分けたり、他のアロマクラフトにも使えます♪
アロマディフューザーやアロマストーンでの使用やアロマキャンドルなどもいいですね♪
当店で扱う精油は、天然成分100%。
精油の作用を担う物質が、成分分析表でしっかりと配合が認めらており、また、農薬や有害物質が含まれていないことが認められるため、安全に、安心して使用できます。
*精油の原液は、植物由来の成分が高度に濃縮されたものです。
原液をそのまま肌に塗布したり、飲用するのは危険ですので絶対にお止めください。
アロマテラピーの発祥
アロマテラピーが確立されたのは、1928年。
フランスの香料会社の化学者ルネ= モーリス・ガットホセ(René-Maurice Gattefossé)
が,「香料が心や身体のトラブルを穏やかに回復し,健康増進や美容に役立つ自然療法になる」と提唱したことが始まりです。
が、精油を生活に取り入れていたのは、
もっともっと古く、キリストが誕生した際に贈られたとして有名な精油(乳香)や、このティートゥリーのように、オーストラリアの先住民が水浴びや出産、傷を癒すために使われた「生活の知恵」として使っていたものが、ヨーロッパに伝わったものなどがあります。
このようにアロマテラピーは、生活の中で経験に基づき確立してきたものですが、近年では精油に含まれる成分を、科学的に検証する動きもあります。
成分が検証されている精油はまだあまり多くはないですが、今回ご紹介したティートゥリーは、歴史的にも早くからその成分に着目した学術論文が残っています。
精油の中に含まれる成分を科学的に検証した文献
ティートゥリーの学術論文
ティートゥリーについて最初の文献は、1933年版British Medical Journal 誌に掲載されています。
その文献で、
「ティートリーは、強力な抗感染剤.毒性なし.皮膚感作性なし」と記載されているそうです❗
その後、ティートゥリーの構成成分や、その作用について、いろんな方が検証実験を行い、この日本においても、学術論文として多数報告されています。
http://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/files/public/5/55648/20180206135515492577/srfa_107_001_003.pdf
こちらの文献はティートゥリーを含む数種の精油を用いて、抗菌作用を比較した実験をされています。
http://www.fukuoka-pu.ac.jp/academics/nurse/bulletin2/11_2pdf/11-2-4.pdf
またこちらでは、ティートゥリーの構成成分である、テルピネン‐4‐オールという物質に着目し、カンジダという真菌(カビの仲間)に対する効果を調べた文献です。
このように、ティートゥリーは雑菌、ウィルス、カビなど、わたしたちの周りにいる、厄介者に立ち向かう、強力な味方なんですね❗❗