快眠のための3つのヒント

ヘルスケア

睡眠をコントロールする3要素

  1. 体内時計
  2. 睡眠ホルモン「メラトニン」
  3. 夜間の脳の働き

梅雨も明け、子どもたちの夏休みも本番となりました。

暑くて体力も消耗し、普段と違うリズムでの生活となると、
眠れなかったり、寝た気がしなかったり・・・

3つのヒントを1つずつご紹介します。

1.体内時計

概日リズム(サーカディアンリズム)を形成するための24時間周期のリズム信号を発振する機構。生物時計とも呼ばれる。脳内の視床下部の視交叉上核に存在する。

厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネット

体温やホルモン分泌などからだの基本的な機能は約24時間のリズムを示すことが知らせていますが、多くの方は24時間より少し長くなることが報告されています。

そのため、意識的に体内時計を24時間に合わせることが、一日の活動リズムを整えることになります。

人間を含む哺乳類では網膜から体内時計への直接の神経繊維連絡があり、これにより目から入った明暗環境の情報が体内時計に伝達されます。人間では、朝の強い光は体内時計を早める方向に、夜の光はこれを遅らせる方向に働きます。

だから朝日を浴びる、夜間の光を避ける、ということが体内時計を整えるために効果的と言われているんですね。

では一日を通して身体の機能がどのようになっているかを見てみましょう。

起床後の活動時には交感神経が、夕方以降の休息時には副交感神経がしっかりと優位になる、これが理想のリズムになることが分かります。

ですが、この交感神経・副交感神経の働き方に、偏りがある方が多いのも実情です。

一日を通して交感神経が優位になりやすい方は、朝日を浴びることよりも、身体を温めたり、夜間の光刺激を避けることの方が、体内時計を整えるための近道になります。

逆に、一日を通して副交感神経が優位になりやすい方は、朝日を積極的に浴びたり、筋肉を動かすことを意識した方が近道になります。

2.睡眠ホルモン「メラトニン」

松果体から分泌されるホルモン。下等動物からヒトまで、季節のリズムや概日リズム(サーカディアンリズム)の調節作用をもつ。

厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネット

メラトニンには催眠作用があり、就寝時にメラトニンの分泌を確実にすることが快眠につながります。

明るい光によってメラトニンの分泌は抑制されるため、日中にはメラトニン分泌が低く、夜間に分泌量が十数倍に増加する明瞭な日内変動が生じます。
また就寝時にメラトニンを十分分泌させるためには、就寝15時間に、しっかりと朝日を浴びること、が大切なんですね。

加えて、メラトニン分泌は副交感神経の支配下にあるため、副交感神経の働きをしっかり確保する必要があります。そのためにはやはり、夜の光刺激を避けることや、身体を温めること、などが大事になってきます。

さらに、メラトニンを合成するためには材料が必要です。
メラトニンの材料は主に日中分泌されるセロトニン、セロトニンの材料はアミノ酸のトリプトファン、ということで、一日の活動や食事も大切になってきます。

3.夜間の脳の働き

寝ている間も脳が働いています。
その働きには大きく二つあり、身体を修復するノンレム睡眠、大脳を修復するノンレム睡眠と呼ばれる二つの種類の違う睡眠を交互にすることで、身体も脳も修復する、という大事な働きがあります。

この二つの睡眠をしっかりとコントロールすること、これが快眠のための脳の働きです。

これだけ見ると、あれもこれもやらないと💦と思いがちですが、
これらの中で、自分の睡眠のために必要なもの・足りているもの、
これが分かれば、近道で快眠を手に入れられます❕

嗅覚反応分析では、これら快眠にまつわる多くのヒントの中から、
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